2020/06/01
みなさんは、新型コロナウイルスの感染予防対策としてマスクの着用や手洗い、うがい、アルコールによる手指の消毒などをされていると思いますが、「舌みがき」をされている方は意外と少ないのではないでしょうか。
口の中に入った菌が気管を通り肺に入ることで肺炎を引き起こしますので、歯は当然ですが、舌も清潔に保つことがとても重要です。
「舌みがき」で新型コロナウイルス感染のリスクを減らす可能性があると、鶴見大学歯学部探索歯学講座の花田信弘教授が提言されています。
舌の表面には舌乳頭(ぜつにゅうとう)という細かい突起がたくさんあり、この中は細菌のすみかになっています。その表面に、食べかすや剥がれた粘膜などが付着して白い塊ができます。これを舌苔(ぜったい)といいます。「舌みがき」をすることで舌苔を除去し、細菌の数を減らすことが出来ます。また、舌苔の中に新型コロナウイルスが付着する可能性もあるので、この時期に「舌みがき」をして新型コロナウイルス感染対策をしましょう。
「舌みがき」はご自身でもできますが、やりすぎると舌の表面を傷つけてしまいますので注意が必要です。
当院では、歯のクリーニングと「舌みがき」も行っております。舌を傷つけることなくやさしくクリーニングいたしますので、「舌みがき」をご希望の方はぜひ当院までご連絡ください。
TEL:03-3494-8846
正しく歯みがき、舌みがきを行い、お口の中を常に清潔にすることで、免疫力をたかめ健康に過ごしましょう。
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