根管治療の失敗・再感染を防ぐために
— 保険診療でも “確実に治す” ために大切なこと —



不動前・武蔵小山エリアでは
「優しくて丁寧」「保険診療でも安心して通える」
という理由で当院を選んでくださる方が多くいらっしゃいます。

その中でも、
「根の治療(根管治療)」に不安を抱えて来院される患者さんは非常に多いことを実感しています。


• 以前治療した歯がまた痛くなった
• 噛むと響く
• レントゲンで影があると言われた
• 再治療を繰り返している


こうした“再発”は、決して珍しいことではありません。


だからこそ当院では、
保険診療の中でも“可能な限り再感染を防ぐ根管治療”を徹底しています。

ここでは、その理由とポイントをわかりやすくお伝えします。

 

1. なぜ根管治療は再発しやすいのか?

歯の中には、
髪の毛より細い「根管」と呼ばれる管が通っています。

• カーブしている
• 枝分かれしている
• 肉眼ではほぼ見えない

という構造のため、
細菌がわずかに残ってしまうと“やり直し(再感染)”になりやすいのです。

また、治療中に唾液などから細菌が入り込んでしっても、
治療後に炎症が再発してしまうことがあります。



2. 再発を防ぐために、モロオ歯科が大切にしていること

当院では、保険診療の範囲内でも
「再感染のリスクを極力減らすための基本に忠実な治療」
を徹底しています。


① 院長がすべての患者さんを診る“責任の一貫性”
モロオ歯科では、
検査・診断から治療まで、すべて院長の諸岡が担当します。

複数の歯科医師で治療方針が揺れることがなく、
初診から治療終了まで、一貫した視点で診ることができます。

これは、根管治療のように
繊細で再発リスクのある治療ほど大きな価値があると考えています。

② 防湿(唾液の侵入を防ぐ)と清潔な治療環境
根管治療では、
「細菌を入れないこと」が何より大切です。

当院では、

• 唾液の侵入を防ぐ処置
• 清潔な術野の確保
• こまめな洗浄

を徹底することで、
保険診療でも再発リスクを大きく下げる努力を行なっています。

エビデンス:
Ahmad et al., JOE(2009)
→ 唾液の侵入を防ぐ処置を行うと、成功率が約2倍に向上。


③ 丁寧な洗浄と消毒
根管治療の成功は、
“どれだけ細菌を減らせるか” にかかっています。

当院では、洗浄・消毒の時間をしっかり確保し、
急がず丁寧に進めることで、
細菌の取り残しを極力減らすよう取り組んでいます。


④ 根管を確実に封鎖する(シーリング)
治療した根の中に再び細菌が入ると、
炎症が再発してしまいます。

そのため当院では、
治療後はできる限り早く密閉(封鎖)し、
細菌が侵入しない状態を作るよう努めています。

エビデンス:
Ray & Trope, Endodontics & Dental Traumatology(1995)
→ 最終的なかぶせ物の精度が、治療成功率に大きく影響する。


3. 再治療を繰り返さないために


— “基本を徹底する”ことが一番の近道 —

根管治療はとても細やかな作業で、
一つひとつのステップを丁寧に行うほど成功率が高まります。

そして何より、
治療する歯科医師の技術と姿勢が、結果に直結する治療です。

保険診療だからといって
治療の質が変わるわけではなく、
むしろ一つひとつの工程を丁寧に行うことで
「長く持つ歯」をつくることが可能だと考えています。



4. 不動前で根管治療を検討されている方へ

— モロオ歯科の“丁寧な治療”を —
不動前は、働く世代・子育て世代が多い地域です。
「治療を繰り返す時間がない」という声も多く聞かれます。

だからこそ、
一度の治療を大切に、丁寧に確実に行うことが
患者さんのこれからの10年、20年の健康につながると考えています。

すべての患者さんを院長が診る当院では、

• 親切で丁寧な説明
• 不安への寄り添い
• 再発しにくい根管治療
• その後のメインテナンス

を大切にしています。

「根の治療で悩んでいる」
「痛みが長く続いている」
「過去に再発を繰り返したことがある」

そんな方は、どうぞ一度ご相談ください。

あなたの歯を、できるだけ長く守るお手伝いをいたします。

>>根幹治療の詳細はこちら

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