2026/09/03

「施設基準」と聞いても、患者さんには少しわかりにくいかもしれません。施設基準とは、保険診療を行うために必要な設備、人員、院内感染対策、安全管理、診療体制などについて国が定めた基準です。基準を満たした医療機関が、地方厚生局へ届け出を行います。
不動前の歯医者・モロオ歯科医院では、患者さんに安心して治療を受けていただくため、院内感染対策、訪問歯科診療、CAD/CAMによる白い詰め物・被せ物、歯周組織再生療法、被せ物やブリッジの維持管理などに関する施設基準を届け出ています。
歯科治療では、お口の中に直接触れるさまざまな器具を使用します。そのため、使用した器具の洗浄・消毒・滅菌を適切に行い、患者さんごとに管理することが欠かせません。
モロオ歯科医院では、院内感染を防ぐために必要な設備と管理体制を整え、感染対策や安全管理に関する研修にも取り組んでいます。これは「歯初診」と呼ばれる施設基準で、安全な保険診療を行うための基本となるものです。
不動前で歯医者を選ぶ際には、診療内容だけでなく、治療に使用する器具が適切に管理されているか、安全に診療を受けられる体制が整っているかという視点も大切です。
病気や障害、加齢などにより歯科医院への通院が困難な方には、歯科医師や歯科衛生士がご自宅や入居施設を訪問して診療を行います。
訪問先では、むし歯や歯周病の治療、入れ歯の製作・調整、お口の清掃、口腔衛生管理などに対応します。患者さんの身体状況や生活環境を確認し、無理のない方法で診療やケアを進めます。
ご本人だけでなく、ご家族、介護施設の職員、ケアマネジャーの方からもご相談いただけます。ただし、単に交通手段がないという理由だけでは対象にならない場合があります。保険適用の可否は、身体状況や通院の困難性などを確認したうえで判断します。
不動前のモロオ歯科医院では、コンピューターを利用して白い詰め物や被せ物を設計・製作するCAD/CAM治療に対応しています。一定の条件を満たす場合には、金属ではなく、歯の色に近い材料を使用した詰め物や被せ物を保険診療で選択できます。
ただし、すべての歯に使用できるわけではありません。治療する歯の位置、残っている歯の量、かみ合わせの強さ、歯ぎしりや食いしばりの有無などによって適応が異なります。
見た目だけで判断するのではなく、その歯を長く使えるかという視点から、一人ひとりのお口に適した材料と治療方法をご提案します。
歯周病が進行すると、歯ぐきに炎症が起こるだけでなく、歯を支えている骨や歯周組織が失われることがあります。
モロオ歯科医院では、適応する症例に対して、特殊な膜を使用して歯周組織の再生を促す「GTR法」を行っています。
ただし、GTR法はすべての歯周病に行える治療ではありません。骨が失われた範囲や形、歯周病の進行状態、全身状態、喫煙習慣、お口の清掃状態などを総合的に確認する必要があります。
治療前に十分な検査を行い、歯石の除去やセルフケアの改善などの歯周基本治療を進めたうえで、効果が期待できる場合に治療を検討します。
被せ物やブリッジは、装着すれば治療が完全に終わるわけではありません。長く使用するためには、かみ合わせの確認、土台となる歯のむし歯予防、歯周病の管理、日常のセルフケアと定期的なメインテナンスが必要です。
当院は、保険診療で装着した対象となる被せ物やブリッジを、治療後も適切に維持管理する「補管」の施設基準を届け出ています。
装着後に違和感がある、かみにくい、ぐらつく、欠けた、外れたなどの不具合が生じた場合は、そのまま使用せず、早めにご相談ください。維持管理の対象となる歯や期間、対応内容は、治療方法や保険診療上の条件によって異なります。
施設基準は、歯科医院の技術や治療結果を直接保証するものではありません。しかし、安全で継続性のある保険診療を行うために、どのような設備や体制を整えているかを知る一つの目安になります。
不動前で歯医者をお探しの方は、治療内容だけでなく、院内感染対策、治療前の説明、治療後の管理まで含めてご確認ください。モロオ歯科医院では、お口の状態を丁寧に確認し、保険適用の条件や治療の選択肢についてわかりやすくご説明します。